< Story >
リノベ会社での勤務経験を持つN様。住まいづくりのパートナーに、物件探しから設計まで一貫してお任せいただきました。お二人の「心地よく、自分たちらしい暮らし」をかたちにしました。
暮らしに合わせて整えた“広がり”と“こもり”のバランス
資産性と暮らしやすさ、その両方を大切にして選んだ中央区のマンション。南向きのバルコニーに面した19帖のLDKは、光と風をたっぷり取り込む開放的な空間に。
設備の移設ができずにできたリビングの一角のスペースは、R型の下がり天井で囲み“ヌック”のような落ち着ける場所に。大きく広がるリビングと、ほどよくこもれる空間──対照的な心地よさが共存しています。
キッチンは“家具のように”美しく、機能的に
完成を楽しみにされていたキッチンは、木製キッチンを主役にオレンジ目地のタイルを合わせて。ガスコンロや浄水器など、趣味でもある「美味しいコーヒーの研究」に欠かせないこだわりも反映しました。キッチンを壁付けにしてダイニングのスペースを広く確保し、居心地のよい団らんの場をつくっています。
自分たちらしい“整え方”を実現する収納と動線
玄関はもともと居室だった部分を土間として取り込み、5.5帖の明るく開放的な空間に。玄関収納はあえてオープンにし、棚や塗装は「自分たちで手を加える楽しみを残したい」とN様。
パントリー、WTCなど収納も充実しており、動線もスムーズに繋がるよう工夫。玄関→洗面→WTC→LDKといった流れが、日々の暮らしを快適にしてくれます。
暮らしの変化も見据えたフレキシブルな設計
大きなサイズのベッドをゆったりと置ける9帖の寝室には、将来二つの居室として分ける使い方も想定し、2つのドアを設置。土間玄関はSNSの撮影やワークスペース、室内干しなど多用途に活用できるよう、照明位置にも配慮しています。洗面は脱衣室から独立させた“廊下洗面”とし、使いやすさとデザイン性の両立を実現しました。
知識と感性を活かし、コストも自分たちでコントロール
N様は設計や素材への理解も深く、担当設計士との対話もスムーズに。床の色選びに自宅でじっくり1週間眺めながら悩むなど、光の入り方まで想定して丁寧に選択されました。
プランを組む際も「キッチン・洗面はこだわる」「それ以外は後から自分たちで整える」という方針で、理想と予算のバランスを実現されました。
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- 広さ
- 83㎡
- 間取り
- 3LDK →1LDK+WIC+土間
- 築年数
- 築44年
- 構造
- RC(鉄筋コンクリート)
- 工事内容
- フルリノベーション(スケルトン・リノベーション)
- リノベ費用
- ~1500万円
- 設計期間
- 2.5ヶ月
- 工事期間
- 3ヶ月
- エリア
- 福岡県 福岡市
- 居住者構成
- 二人暮らし
- スタイル
- オーガニックモダン
- スペース
- リビング・ダイニング、キッチン、玄関、洗面、収納、寝室
- テイスト
- シンプル